勤務地 給与 maru

在宅だからこそ“寄り添った関わり”ができる

理学療法士 クルー

正社員

2018年入社

西東京

S.Hさん

インタビュー

アットホームで年齢関係なく意見を出しあえる環境

Q.訪問看護を志望したきっかけを教えてください

A.回復期病院に勤めていく中で、患者様の退院後の生活に関わりたいと思うようになりました。
入院していても「最後はお家に帰りたい」「施設よりお家で余生を過ごしたい」とお話しされる方が多かったんです。“在宅でリハビリをどのくらい提供できるのか”にチャレンジしたいと思ったことがきっかけです。

Q.リカバリーに入職した決め手は何ですか?

A.転職先を探している時に、病院時代の先輩が声を掛けてくれました。実際に職場を見て、アットホームで年齢関係なく意見を出しあえる環境に惹かれました。自宅からの距離も近く、先輩がいるので安心感もあり入職を決めました。

利用者様がリハビリの成果を喜んでくれることがやりがい

Q.一番のやりがいはどんなことですか?

A.お家から出られなかった利用者様が、外に出て散歩ができるようになったり、利用者様に「リハビリを始めてから転ばなくなった」と言ってもらえたりします。
「リハビリを通して生活範囲が広くなって、楽しめることが増えた」と喜んでもらえることが凄く嬉しいですね。

Q.大変だったことはありますか?

A.当たり前ですが、在宅では利用者様が主体です。リハビリで身体機能をあげることが目的のはずが、「マッサージを沢山してほしい」と言われることもあります。利用者様の「やりたいこと」と、セラピストが「やった方が良いと思うこと」のギャップを、病院勤務時代より強く感じることがありました。そのため、寄り添いながらリハビリの大切さを伝えることを心掛けています。リハビリを大切だと思ってもらえたら、1日5回とか少ない回数から提案したり、自主練の紙を作成してお渡ししたりしました。困ったことがあったら、MTGで他のスタッフに相談してアドバイスがもらえるのも心強いですね。

脳梗塞を発症された利用者様との関わり

Q.一番印象に残っているエピソードを教えてください

A.50代女性で、2年前に脳梗塞を発症されたAさんとの関わりです。
回復期病院から退院し、訪問リハビリの介入が始まりました。”綺麗に歩きたい”という気持ちがとても強い方でした。周囲の人たちと自分を比較し「肩があがるのが気になる」「まだまだ綺麗に歩けていない」と自己否定する発言も多かったです。「綺麗に歩きたい」と思うだけでなく、生活の中で、綺麗に歩けた先に何があるのかを考えてほしいと思いました。

Q.Aさんと関わる中で工夫したことはありますか

Aさんの意思を傾聴し、その思いを尊重することを大切に関わりました。あと、歩いている動画を撮ってフィードバックをするようにしました。それにより、「自分はこんな風に歩けるんだ」と自信を持ってもらえるようになりました。それから、以前行っていたボランティアについて「またやりたい」とお話しされたり、歩き方だけではなく、社会参加に目を向けられるようになられて。
Aさんの変化を傍で感じられたことが、とても印象的です。

地域におけるリハビリの必要性を伝えていきたい

Q.現在の目標は何ですか?

A.ターミナル期の利用者様が、痰がらみで苦しそうな姿を目にしたことから、呼吸器の大切さを感じました。そこから昨年、3学会合同呼吸療法認定士を取得しました。在宅での看取りが増えていく中で、身体機能の回復だけでなく、安楽に最期を過ごせるサポートをしていくことが目標です。

Q.さいごに、将来の目標や夢を教えてください

A. 在宅でのリハビリの認知度はまだまだ低いと感じています。私自身ももっと勉強をして、在宅でのリハビリの必要性を自分の言葉で伝えられるようになりたいです。地域の中でリハビリの役割を理解していただけるような活動を今後していきたいです。

WORK STYLE

1日の流れ

9:00朝礼

朝礼

9:05訪問準備・出発

訪問準備・出発

午前中は3件程度訪問することが多いです。

12:00休憩

休憩

13:00訪問出発

訪問出発

午後も3件訪問にいきます。空き時間は記録やケアマネジャーさんとの連絡の時間として活用しています。

17:10事務所に到着・記録

事務所に到着・記録

17:10には訪問が終了するようなスケジュールになっています。残りの時間は記録やスタッフとの情報共有の時間です。

18:00退勤

退勤

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